The Village of Vampire

村の設定に合った説明文のみを表示できます。
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概要……
ゲームの概要

このサイトでは、「人狼」というパーティゲームを元にしたゲームをプレイできます。

「人狼」は、メンバー(村)の中に紛れた嘘つき(人狼)を探すゲームです。 全員で相談して投票によって嘘つきを見つけます。 最後まで逃げきれば、嘘つきチームの勝ち。 嘘つきを全員見つければ、嘘つき以外の勝ちとなります。 詳しくは、「人狼」で検索してみてください。

「人狼」とこのサイトの違いは、嘘つき役が人狼ではなく吸血鬼であることです。 「人狼」では、村側、人狼側のそれぞれに展開を有利に運ぶための仕掛けがあります。 そしてこのサイトの吸血鬼は、一般的な「人狼」とは仕掛けが少しだけ異なります。

「人狼」をプレイしたことのある方は、このサイトを、普通の「人狼」ではできないことを試すための実験場と思っていただければ嬉しいです。 普通の「人狼」ルールの、欠点と思われる箇所をいくつか変更して、おまけに、新しい欠点をたくさん追加してあります。 このサイトではどんどんルールを変えて、新しいことを試しています。

心配になっている方もいるかと思いますが、既に何度もの白熱したプレイを経ており、「人狼」そのものを大きく崩しておらず、そして楽しめるゲームになっていると思います。 参加いただいた皆様、ありがとうございます。

このルールは、むしろ、だらだらと進行することを目標にデザインしています。 基本的に個人戦指向であり、潜伏指向です。 目標が達成できているかは別の話としまして……。

参加に要する時間

ゲームは、ゲーム上の「1日」を区切りとして進みます。 この「1日」は、実時間に連動していますが、等しいわけではありません。

長期村では、48時間がゲーム上の「1日」となります。 最低でも実時間の2日に1度アクセスできる方であれば、充分です。 実時間の目安として、1週間程度を見込んでください。

短期村では、15分から30分がゲーム上の「1日」となります。 実時間の目安として、2時間程度を見込んでください。 開始から終了まで、ずっとブラウザの前に釘付けになります。 実際には人数が揃うのを待つ必要もありますので、余裕を見ていただくようお願いします。

私のスタンスとしては寡黙歓迎です。 同村者にどう思われるかは別の話ですが……。


ゲーム開始までの流れ……
登録

まず、トップページ右側の入力欄に、任意のIDとパスワードを入力して登録してください。 未使用のIDであれば新しく作るか問い合わせてきます。 既にIDが存在する場合はパスワードが一致していればログオンできます。 このIDとパスワードはThe Village of Vampireの全ての村で共通して使用します。

村への参加

続いて、参加可能な村を探します。 トップページ右側にある村の一覧の上側が、進行中の村です。 まだ「プロローグ」の村があれば、そこへ参加することができます。 ひとつの村には16人まで参加できます。 この村、と決めましたら、肩書きと名前、希望する役を選び、村に参加してください。

肩書きや名前に性能差はありませんが、ここでの選択により、与える印象は当然変わってきますので、お好みで。 「既定」を選ぶと名前から肩書きが選ばれます。 性別縛りのある肩書きもあります。 絵のほうは名前ごとに固定されています。 セットは複数ありますが、ふたりめ以降は最初の人と同じセットからしか選べません。

ゲーム中の配役を希望できます。 「ランダム」は全ての役を、「希望無し」は他の人が希望していない役を、それぞれ希望する、という意味です。 「村側」「吸血鬼側」は、陣営のみの希望です。 どの道、希望は通らないものと思っておいてください……。

長期の村には同時にひとつしかエントリーできません。 短期の村には参加制限はありません。 長期と短期に同時にエントリーすることは可能です。 もっとも……人狼は、ネット廃人でも同時に3つが限界とまで言われる時間と神経を消耗するゲームです。

トップページの村の一覧の下側は、既に終了した村の記録です。 ざっと流し読むことをお薦めします。

プロローグ

人数が揃うまでの待ち時間です。 挨拶や、参加できる時間帯の表明などをしておけばいいでしょう。 7人以上が集まり、全員が行動終了すればゲーム開始です。 プロローグには発言数の制限はありません。

甲が来ないからといって、乙や丙が、行動を終了しないまま待っていると、入れ違いになっていつまでも始まらないといったことも起こり得ます。 意図的に~人揃うまで待つ、というのでなければ、ブラウザを閉じる際には常に行動終了にしておけばよいでしょう。 人数が揃うまで日数が空いた場合、忘れてしまっている人がいるのではといった余計な不安を払拭するため、数日に一度は何か書くようにした方がいいかもしれません。

短期村の場合は、自分がいないと意味がありませんので、PCの前で用意できているときだけ行動終了し、離れる時は行動を再開しておくべきです。

なおこの間、全員が行動中であれば、右のパネルからオプションルールを変更できます。 初期値はわりと難しめの設定になっていますので、慣れていない方が多い場合は、単純なルールを選んだほうが良いかもしれません。

華やいだ都会へ

プロローグでは一定期間発言を行わないと、自動的に、都会へと旅立ってしまいますので注意してください。

長期では1週間です。

短期では12時間です。

短期村の作成

現在どの村にも参加していない人は、1日が15~30分の短期村を作成できます。

村を作成したら、その村以外には入れなくなります。 村は消費されないかぎり自動では消えませんので、あてもなく短期村を作成すると、ブラックホールとなり永遠に参加が閉ざされる可能性もあります、と脅しておきます。


ゲームの進め方……
ゲーム開始

プロローグで7人以上が揃い、集った全員が行動を終了すれば、ゲーム開始です。

最後に行動終了する人は、開始時刻が更新時刻となりますので、注意してください! 誰も居ない朝方などに開始しますと酷いことになるかもです。

全員に役が決定されます。 吸血鬼役と使徒役が、吸血鬼側陣営。 妖魔役が、ひとりだけの妖魔陣営。 それ以外の役を引いた人は、村側陣営となります。 役ごとの詳しい説明は後述します。

進行中は、特定の人にしか読めないメッセージがあります。 そういったメッセージは、斜体で表示されていたり、色が変わったりしていますので、注意してください。

発言

ゲームは主に各人の発言からなる会話のみを頼りに進められます。 他人の能力の結果なども、発言を通してしか知る事はできませんので、自分自身の能力と矛盾していない限り、確実に嘘を見分けることはできません。 状況と勘と運で、嘘つきを探しましょう。 吸血鬼の側であれば、村人達を騙し切りましょう。

ゲーム中は、発言数に上限が設けられ、通常の発言のほかに、独白という黒い入力欄が使えるようになります。 今は知られたくないが、残しておきたいことを、こっそり書くことができます。 終了時には公開されますので一応言葉づかいには気をつけてください。

死亡後は、幽霊同士で話ができます。

発言数の上限は、促されない限り、通常発言20、独白10、幽霊10です。

発言時刻は秒単位で記録されてはいますが、誰かの発言から30秒以内に別の人が発言したら、時刻を偽って表示します。

人狼でたまに使われる、各種の発表を同時刻に行わせることで狂人の連携を断つ作戦を、使いにくくするための措置です。 ここでは使徒のみならず、吸血鬼同士も裏での会話ができないため、効果的と思われるかもしれませんが、そういうことをして勝つデザインにはなっていませんのでよろしくお願いします。

投票

毎日、誰を処刑するか、投票があります。 こいつが吸血鬼ではないか、という者に対して投票を行ってください。

同数1位が複数いる場合は、その中からランダムで決定されます。

ゲーム開始後に乱数を用いるのは投票が同数になった時と、感染した天文家と猟師が能力を棄権した場合の襲撃先だけです。

無記名投票では、投票結果は公開されますが、誰が誰に入れたのかはゲーム終了までわかりません。 棄権することもでき、全員が棄権すれば処刑は行われませんが、誰かがこっそり一票でも入れたらそれが有効になりますので、あまり賢い選択ではありません。 そして、無記名投票のため、誰がその裏切り者なのかすらわからないのです。

仮投票と本投票の2回に分けて投票を行うようにしている場合は、強制更新時間の半分(通常は24時間、短期では設定によります)が経過すると一次開票が行われます。 一次開票の結果、票を集めた上位2名が本投票の候補となり、その日はそれ以外の人に投票できなくなります。 候補以外の人に投票していた人は、投票先が棄権に戻っていますので候補の中から投票し直してください。 投票結果は誰が誰に入れたのかも含めて全て公開されます。

アクション

ネット越しのゲームであるため、すれ違いからの不都合はあり、それを少しでも埋めるためのアクションが用意されています。 アクションは種類ごとに一日一度使用できます。

「起こす」
行動を終えた相手を、外から行動を再開させます。 行動終了した相手に、何かして欲しいときに使用ください。
「話の続きを促す」
発言数が残り少なくなった相手を2回多く喋ることができるようにします。 自分の発言数は減りません。
「こっそり見つめる」
吸血鬼専用のアクションです。 視線で仲間に合図をします。 誰が誰を見つめたのか他の吸血鬼にしかわかりません。 襲撃先の連絡に使用ください。
「襲うのをやめさせる」
吸血鬼専用のアクションです。 仲間の襲撃先設定が特定の相手だった場合にそれを取り消します。 取り消された相手の襲撃先は棄権に戻ります。 実際に取り消された相手にのみ、そのことが通知されます。 オプション「天文家と猟師は感染したら襲撃を行います。」選択時は、感染した天文家と猟師の襲撃も取り消せます。 通知はなされません。 この場合これらの能力者は、棄権同様に他の人を襲撃します。 オプション「視線と襲撃取り消し「襲うのをやめさせる」が使えます。」選択時のみ使用できます。

特殊な行動

能力者や吸血鬼は、他にも、能力の対象を選択する欄があります。 役ごとの説明を参照ください。

行動を終える

投票先や他の行動を決めてしまったときは積極的に行動終了しましょう。 誰が行動を続けているかも表示されますので、意思表示にもなります。

投票しようとした相手が既に行動を終えており、自分が行動を終えてしまえば反論が期待できないまま日が進んでしまう場合、相手をアクションを使って起こし、自分は行動終了することをお勧めします。 次に相手がそれを見たら、反論があれば粘ってくれるでしょうし、処刑を受け入れたなら黙って行動を終了して日を進めてくれるでしょう。

行動を終えなくても、強制更新時間が経過すれば日は進みます。

短期では強制更新時間を経過しても、まだ全員が投票を終えていない場合、投票のための待ちが最大で5分間入ります。 またオプションによって夜と呼ばれる吸血鬼同士が会話するための時間が取られます。 吸血鬼及び天文家と猟師は、夜の間も能力の対象を変更できます。

前日発言が無かった者は、その日の勝利条件の計算から外され、その翌日は行動終了状態から始まります。

一般に「突然死」と呼ばれる強制排除はありません。

日付が変わってから最初にひとこと発言するまでは、投票もアクションも能力の使用も行えませんし、行動を終えることもできません。 留意ください。

翌朝、遺体が見つかりました

強制更新時間が経過するか、全員が行動を終える事で日が進みます。 処刑が行われる裏で、役ごとの能力が働きます。

処刑とは別に遺体が見つかる日もあります。 吸血鬼に襲われたのか、逆に猟師が吸血鬼を撃ち殺したのか、恋人の後を追った者がいるのか……それはわかりません。 逆に遺体があがらない日は、誰かが感染させられている可能性が濃厚ということです。

ただの村人には、感染を自覚する術はありません。 感染させられても勝利条件は変化しませんので、天文家に吸血鬼と呼ばれても、村人は村人側として行動を続けてください。 もちろん使徒は感染の有無に関らず吸血鬼側です。

日付が変わる際の処理においては、(医者と探偵)→処刑→自覚→天文家→吸血鬼と猟師→妖魔→恋人の順となります。

死んだら

このゲームでは死ぬことが即敗北ではなく、仲間陣営が勝利すれば、死者も勝者となります。 むしろ、勝利を近づけるための捨て石として身を投げ打った方がよいケースすら希にあります。 ともかく、死んだら、以降、仲間陣営の勝利を祈りながら、ゲーム終了まで経過を眺めることになります。表での発言ができなくなる代わりに、青い入力欄で呻きを残すことができます。 幽霊同士話もできますので、のんびり観戦していればよいでしょう。

ただし……探偵と呼ばれる役職が生き残っている希望があるなら、あなたにはまだやることがあります。 緑の入力欄にて、遺言すなわちダイイングメッセージを残せば、探偵がそれを読みとってくれるかも知れません。 知っている情報、言い忘れた事、気がついた事など、とにかく詰め込みましょう。 なお、緑の入力欄は、ボタンを押してもすぐには書き込まれず、その場では内部的に記録されるのみです。 他の入力欄と動作が違いますので注意ください。 吸血鬼は、まだ探偵が生き残っているとき、うっかり仲間の名前を呻いてしまわないように注意ください。

勝利条件

村人は、吸血鬼を全滅させれば勝利です。 また、この村で被害者として生まれた吸血鬼はまだ理性を持っています。 感染吸血鬼は、どちらにも数えません。 従って倒さないといけないのは「オリジナル」のみです。 逆に「オリジナル」を倒せないと村は破滅の道へ、ということになります。 なお使徒は、数勘定の上では村人側となりますので、処刑する必要はありません。

“まだ”人間である連中を、「オリジナル」の人数以下にすれば吸血鬼及び使徒の勝利です。

村または吸血鬼が勝利条件を満たした時に、妖魔が生き延びていれば村人及び吸血鬼を差し置いて妖魔の勝利です。

エピローグ

どちらかが勝利すると、各人にしか見えなかった情報や独り言が明かされ、エピローグとなります。 エピローグでは、強制更新時間が来るまで、全員が雑談を続けることができます。

エピローグには発言数の制限はありません。

進行の概略

SVG対応したブラウザで見てね。

ゲーム上の役……
役の内訳

ゲーム開始時に配役が決定され、プレイヤーは村側と吸血鬼側にわかれることになります。 吸血鬼側には、吸血鬼と、使徒がいます。 村側には、ただの善良な村人の他、吸血鬼に対抗する手段を持った能力者がいます。

内訳はランダムですが、参加人数によって、村人が何人、能力者が何人、吸血鬼側が何人いるかは、固定されています。 また、人数次第で、第3勢力の妖魔が登場します。 オプションによっても変化します。

可能性のある組み合わせは、プロローグのオプションルールのところに表示されます。

オプション「能力者が死亡済みの可能性があります。」「初日から処刑を行います。」選択時の編成

通称「標準編成」です。

人数村人能力者使徒吸血鬼妖魔 (編成隠し時)
741110天医探
842020天医探想運
942120天医探猟想運
1043120天医探猟恋恋想運
1153120天医探猟恋恋想運
1263120天医探猟恋恋想運
1364030天医探猟恋恋想運
1464130天医探猟恋恋想運
1565130天医探猟恋恋想運
1665131天医探猟恋恋想運

オプション「誰かが感染させられ、初日から処刑を行います。」選択時の編成

初日に感染者がいる場合専用の編成になっています。

人数村人能力者使徒吸血鬼妖魔 (編成隠し時)
741110天医探
842020天医探想運
952020天医探想運
1052120天医探猟想運
1153120天医探猟恋恋想運
1263030天医探猟恋恋想運
1373030天医探猟恋恋想運
1473130天医探猟恋恋想運
1574130天医探猟恋恋想運
1674131天医探猟恋恋想運

オプション「2日目から処刑を行います。」選択時の編成

標準編成に村人をひとり加えた編成になっています。

人数村人能力者使徒吸血鬼妖魔 (編成隠し時)
751010天医探
851110天医探
952020天医探想運
1052120天医探猟想運
1153120天医探猟恋恋想運
1263120天医探猟恋恋想運
1373120天医探猟恋恋想運
1474030天医探猟恋恋想運
1574130天医探猟恋恋想運
1675130天医探猟恋恋想運

天文家と猟師のいずれかは必ず出現します。

村側の編成を隠していると、天文家は必ず出現します。 また、ただの村人がひとり減って、村側の能力者がひとり増えます。 (表を読み替えてください)

探偵と医者は能力者2人以上から出現します。

恋人は、片想いは能力者3人以上から、ペアは能力者4人以上から出現します。

数奇な運命の村人は、オプションで出現するようにしていれば、能力者3人以上から登場します。

吸血鬼と使徒の人数の合計が3人未満のときは、天文家と猟師が同時に出ることはありません。 吸血鬼と使徒の人数の合計が4人未満のときは、天文家、猟師、探偵、医者の揃い踏みは発生しません。

使徒と妖魔の登場順を入れ替えていると、11人以上で使徒の代わりに妖魔が出現します。 (標準編成の13人など、使徒がいない場合は吸血鬼が一人減って妖魔が出現します)

妖魔が現れた場合は、天文家か医者のいずれかは必ず出現します。

村人

善良な村人です。

探偵

過去を見通す者。 探偵が動くのは事件が起きた後。 一日にひとり、死者を調査でき、正体と、ダイイングメッセージを調べることができます。 ダイイングメッセージは死んだ人が墓場で設定したものです。
オプション「探偵と医者は翌日まで結果がわかりません。」選択時、探偵は、天文家や猟師と同様に、日付が変わるタイミングで、選択した調査対象の正体と遺言を知ることができます。 オプション「探偵は日中に正体を調べ翌日までに遺言を調べます。」選択時、探偵は、日中、対象を選択したその場で、死者の正体を知ることができます。 日付が変わるタイミングで、再度死者の正体が表示され、今度は遺言も知ることができます。 オプション「探偵は日中に遺言を調べ翌日までに正体を調べます。」選択時、探偵は、日中、対象を選択したその場で、死者の遺言を知ることができます。 日付が変わるタイミングで、再度死者の遺言が表示され、今度は正体も知ることができます。 日中の調査時から、遺言が書き換えられていた場合は、日付が変わるタイミングの再調査に反映されます。 オプション「探偵は日中に正体と遺言を調べます。」選択時、探偵は、日中、対象を選択したその場で、死者の正体と遺言を知ることができます。 日付が変わるタイミングでも、同様の情報が再度表示されます。 日中の調査時から、遺言が書き換えられていた場合は、日付が変わるタイミングの再調査に反映されます。

感染させられても能力は失いません。

妖魔を調べると、人外であることまではわかります。 吸血鬼も人外ですので、両者の区別は、人間の探偵にはつきません。 なお探偵が関るのは妖魔が滅びた後ですので、死ぬことはありません。

霊能者や霊媒師と呼ばれる存在に相当します。 人狼かどうかだけでなく、具体的な正体までわかること、ダイイングメッセージまで読めることが強化点、一日に複数の死者が出ても、ひとりずつしか調べられないことが弱化点です。 正体がわかることで、真偽判別や、パターン分け、無発言者が真能力者という可能性の確認などに、絶大な威力を発揮するでしょう。 同じ死者を複数回調査する事もでき、ダイイングメッセージが変更されていればそれを知る事ができますが、多くの場合はそれよりも日々新しく処刑されてゆく者を調べた方が有意義です。

天文家

未来を見通す者。 天文家は毎夜の天体観測を日課としていますが、そのついでに特定の家の上空を見張ることができます。 吸血鬼は夜空の散歩を習性としていますので、それを見つけることができます。 ただし、見張った相手が飛び立ったとしても、感染吸血鬼の可能性があります。

夜に活動するため、自らが感染させられていた場合は、仕事をこなせません。 その代わりに、自らが感染させられたことを自覚できます。 天文家自身が襲われた当日は、見張った相手については覚えていますが、自分が襲われたことは覚えていません。 翌日、いつものように天体観測をしようとして、ようやく自らの異変に気付きます。
オプション「天文家と猟師は感染したら襲撃を行います。」選択時、天文家が感染させられていた場合は更に、自身が吸血鬼として村人を襲ってしまいます。 見張っていた相手を優先的に襲いますが、相手が死んでいたり吸血鬼が襲撃を取り消していたりするとその限りではありません。 誰を襲ってしまったかはわかりません。

妖魔を見張ると、飛び立つ妖魔を目撃してしまい、その事実を抱えたまま死亡します。 吸血鬼との区別はつきません。

占い師と呼ばれる存在に相当します。 人狼では占い師の存在が絶対でしたが、天文家は、後半になるにつれ、その結果は曖昧なものとなっていきます。 人狼では、人狼側が占い師を騙らないとほぼ詰みますが、二日目以降の観測では、感染させられた、と言い張る逃げ道がある以上、必ずしも天文家を騙る必要は無いかもしれません。 私見になりますが、占いが唯一無二の狼を追い詰める手段である人狼では占い師は村の管理下に置かれる道具となる傾向もやむを得ないと思います。 占い師自身の行動を促すというよりむしろ許される方向にするためには、占いの価値を落とすのは必然と考えます。

医者

過去を救う者。 毎日、誰かを、本人に気付かれないように診察、投薬します。 首筋に牙の跡を見つけたら、それは感染させられた吸血鬼の証。 医者は感染の情報を手に入れ、また相手を村人に戻すことができます。 ただし未感染の村人と、「オリジナル」吸血鬼の区別はつきません。
オプション「探偵と医者は翌日まで結果がわかりません。」選択時、医者は、天文家や猟師と同様に、日付が変わるタイミングで、選択した診察対象の感染状態を知ることができます。 オプション「探偵と医者は翌日まで結果がわかりません。」以外を選択時、医者は、日中、対象を選択したその場で、診察対象の感染状態を知ることができます。

感染させられても診察は行えます。
オプション「医者自身の感染は治療に影響しません。」選択時、治療の効果も自身の感染に影響されません。 オプション「医者自身が感染していると治療の効果はありません。」選択時、感染させられていた場合は、診察相手の感染の情報を手に入れるのみで、治療の効果は無くなります。 治療が効果があったかどうかは、医者本人にはわかりません。

妖魔を診察すると、妖魔であることを知ってしまい、翌日死亡します。

後半あてにならなくなっていく天文家に代わり、医者が活躍します。 村人判定と日延べを同時に行えますので、強力な存在です。

猟師

未来を救う者。 毎晩特定の相手を護衛することができます。 襲撃を防げた場合は猟師にはそのことがわかります。 それはすなわち守った相手が吸血鬼では無いことも意味します。 夜ですので襲ってきたのが誰かまではわかりません。

また、猟師は一発限りの銀の弾丸を持っています。 銀の弾丸を用意した晩に、狙いどおり吸血鬼が来たら、返り討ちにすることができます。 複数の吸血鬼が襲ってきた場合は、ランクの高い吸血鬼だけを仕留めることになります。 でてきた死体が吸血鬼のものなのか襲われた村人のものなのかは猟師以外にはわかりません。 成否に関らず銀の弾丸は一度のみです。
オプション「護衛対象が襲われたときのみ銀の弾丸は吸血鬼を殺します。」選択時、銀の弾丸を用意した晩に、護衛対象が襲われた場合、襲った吸血鬼を仕留められます。 猟師自身が襲われた場合には無力ですので、猟師は吸血鬼に目をつけられないよう隠れている必要があります。 オプション「猟師自身が襲われたときも銀の弾丸は吸血鬼を殺します。」選択時、銀の弾丸を用意した晩に、護衛対象か猟師本人が襲われた場合、襲った吸血鬼を仕留められます。 護衛対象と猟師本人のどちらが襲われたのかは区別できません。 猟師本人が襲われた場合は護衛は失敗し吸血鬼の襲撃が通りますが、銀の弾丸は有効です。 その場合、吸血鬼の襲撃が感染になる条件では、吸血鬼が死亡し、猟師は感染させられます。 吸血鬼の襲撃が殺害になる条件では、死体がふたつ発見されることとなります。

夜に活動するため、自らが感染させられていた場合は、仕事をこなせません。 その代わりに、自らが感染させられたことを自覚できます。 ただし猟師自身が感染させられた当日は、天文家同様、襲われた記憶を失っています。 翌晩、護衛を務めようとして、ようやく自らの異変に気付くことができます。
オプション「天文家と猟師は感染したら襲撃を行います。」選択時、猟師が感染させられていた場合は更に、自身が吸血鬼として村人を襲ってしまいます。 護衛対象を優先的に襲いますが、相手が死んでいたり吸血鬼が襲撃を取り消していたりするとその限りではありません。 誰を襲ってしまったかはわかりません。

護衛相手が妖魔であっても通常通り護ることになります。 何も異変はありません。

狩人、守護者と呼ばれる存在に相当します。 銀の弾丸を持つため、徹底潜伏といった狩人のセオリーとは異なる動きが出来ます。 堂々と名乗りを上げて吸血鬼を威嚇できますし、例えば天文家を騙り真天文家を銀の弾丸で護衛する、なども充分有りです。

恋人

男と女の組で、お互いの存在を証明できます。 死因に関らず、ひとりが死ぬともうひとりも後を追い自ら命を絶ちます。 恋人の生存は、それまでに処刑以外の遺体が見つかっていなければ、確かなものです。 またお互いのことを本人以上に気にかけているため、相手が吸血鬼にされてしまった場合、気付くことができます。天文家や猟師と異なり、恋人が相手の異変に気付くタイミングにはタイムラグがありません。

人数が少ない場合は、片想いという形で出現する場合もあります。 その場合は、片想いの側は相手が吸血鬼にされたら気付けますが、相手からは気付いてもらえませんし、想われている人が死ぬと片想いの側も後を追い死にますが、片想いの側が死んでも想われている人はただの村人ですので後追いはしません。

共有者、結社員と呼ばれる存在に相当します。 人狼ではひとりが名乗り、ひとりが潜伏し偽占い師への牽制を行う作戦が主流ですが、後追いを行いますので、異なる動きを要求されます。 相方の感染情報を知ることができますので、騙り天文家に相方を観測させる、「共有者トラップ」は依然使用できます。 片想いは、基本的には両思い恋人同様に行動できますが、ひとりですので、偽者が騙ることもそれなりに容易です。

数奇な運命の村人

自分ではただの村人と思っていますが、その悪運で、知らず知らず吸血鬼の意思疎通を妨害してしまいます。
吸血鬼の視線(アクション「こっそり見つめる」)を遮断します。 夜がある場合でも自由には話せなくなり、夜が無い場合同様の、夜が明ける際の1発言分しか吸血鬼同士の連絡が取れなくなります。 吸血鬼には誰が妨害をしたのかがわかります。 妨害されたこと及び誰が妨害したかは、吸血鬼全員に伝わります。

また探偵の調査結果からもその人が数奇な運命を辿った人物であることがわかります。

一度でも感染すると能力を失います。 ただの村人同様、自覚はしませんし、オプションによらず襲撃にも参加しません。 また無発言の翌日も、能力は発揮されません。
オプション「数奇な運命の村人は襲撃では殺されません。」選択時、吸血鬼の襲撃では死亡しません。 襲われた場合は、必ず感染になります。

出現してもあまりありがたみの無い雑魚能力者ですが、吸血鬼にとっても迷惑のはずです。 また、内訳不明のオプションルールを採っている場合、数奇な運命の村人の存在がわからないため、能力者の総数を判断材料にできなくなります。

使徒

吸血鬼の王を目撃し魅了された、吸血鬼側の村人です。
オプション「使徒は吸血鬼の王を知っています。」選択時、使徒は吸血鬼Kの正体を知っています。 オプション「使徒は吸血鬼を知っています。」選択時、使徒は吸血鬼の全員を知っています。

狂人と呼ばれる存在に相当します。 特殊能力は何もなく、数勘定の上では完全に村人であり、何もせずに周囲に従うだけでいますと、本当にただの村人として村側に協力してしまうことになります。 吸血鬼が動きやすいように議論を誘導したり、能力者を騙ったり、吸血鬼の身代わりとして処刑されたりして、吸血鬼を勝たせましょう。 感染吸血鬼が村側として票を行使しますので、潜伏していても残り三人で村人ひとりに対し狂人と人狼の投票勝ちなどといったケースはまず起こりません。 決着がつく前に行動を起こす必要があります。

吸血鬼

夜空を散歩し村人の血を吸う吸血鬼です。

毎夜に、密会と襲撃を行います。 一晩に襲える相手は吸血鬼全体でひとりだけです。
オプション「吸血鬼ふたり以上に襲われると死亡します。」「天文家と猟師は感染したら襲撃を行います。」選択時、ふたり以上が同じ相手を襲ったら、犠牲者の血は吸いつくされ、死亡します。 ひとりだけが襲ったら、相手もまた吸血鬼となります。 オプション「すべての吸血鬼に襲われると死亡します。」選択時、生存している吸血鬼全員が、同じ相手を襲ったら、犠牲者の血は吸いつくされ、死亡します。 全員の襲撃が揃わなかった場合、相手もまた吸血鬼となります。

吸血鬼にはそれぞれK,Q,Jと格付けがなされており、ばらばらの相手を襲った場合、どの吸血鬼が優先されるかは、この格付けによります。 銀の弾丸の対象も同様です。

夜空の散歩は習性ですので襲撃を棄権しても天文家の監視は逃れられません。

吸血鬼には赤い入力欄も存在します。 吸血鬼は人狼のようには囁けず、仲間同士の会話は夜空の散歩中のみ行える……つまり、日が変わる際、ここで書いた文章が仲間の吸血鬼に伝わる、というわけです。 何度でも修正できますので、作戦を練っておきましょう。 やりとりを繰り返すことができませんので、そこは知恵のしぼりどころです。

なお短期では、夜の時間を取っている場合のみ、夜の間は吸血鬼同士で自由に会話できます。

日中は、視線(アクション「こっそり見つめる」)でのみ、やりとりを行えます。 また、格付けは関係なく吸血鬼の誰かが最後に見つめた対象は、翌日の襲撃先選択欄のデフォルトとして選ばれます。 このため吸血鬼の仲間が無発言でも、1日目を除き殺しは可能です。

妖魔

村に忍び寄る妖魔です。 吸血鬼とは敵対関係にあります。 最後まで生き残れば、吸血鬼側と村側の両方を差し置いて妖魔の勝利となります。

吸血鬼に襲われても、死亡も感染もしませんし、吸血鬼の側からは、猟師の護衛と区別が付きません。 妖魔の側にも自分が襲われようとした事実は直接にはわかりません。

処刑されると滅びます。

妖魔もまた翼を持ち、天文家には飛んでいると判断されます。 また、医者には直接的に妖魔であることを見破られてしまいます。 ただし、天文家も医者も、妖魔を見てしまった者は、翌日死んでしまいます。 妖魔自身には自分の正体に触れた者を殺したという自覚はありません。

妖魔には残り吸血鬼の人数がわかります。 ただし感染とオリジナル吸血鬼の区別がつかないため、両方の人数の合計がわかります。


オプションルール……
投票

無記名投票で処刑を行います。
投票結果は、得票数のみ表示されます。
現在の初期値です。

仮投票と本投票で処刑を行います。
投票を、一次開票と本投票の2回に分けて行います。 投票結果は、誰が誰に投票したのかも表示されます。
流れとしましては、強制更新時間の半分が経過すると(長期村では24時間、ただし初日から投票を行う場合のみ72時間に延長されうち48時間が経過すると)一次開票が行われます。 一次開票の結果、票を集めた上位2名が本投票の候補となり、その日はそれ以外の人に投票できなくなります。
同率2位が複数いる場合、同率2位の全員が本投票の候補になります。 時間を過ぎても候補が2人に満たなかった場合、未投票の人が投票を行ったり誰かが投票先を変更したりして候補が2人になった時点で一次開票が行われます。 全員の行動終了によって日付を進める場合は、いきなり本投票が行われ、一次開票は行われません。

Lupus in Tabula風。 集計の負担を減らすことができます。

処刑と襲撃の流れ

能力者が死亡済みの可能性があります。
1日目から処刑投票を行います。 加えて、「地主さん」こと初日犠牲者が能力者の可能性もあります。
初日犠牲者以外の人が探偵の場合は、初日犠牲者の役を知ることができます。 初日犠牲者以外の人が天文家の場合は、1日目から誰か一人を観測しています。
初日犠牲者は、使徒の可能性もあります。 吸血鬼または妖魔の可能性はありません。

主に1ゲーム数時間未満の短期人狼村で採用されているルールで、ひとりしか名乗りを上げていない能力者であっても即座に本物と言えなくなります。 初日犠牲者が占い師(天文家)も有り得ますので、バランスが安定せず、時間を費やしてプレイされる長期村では好まれない傾向にあるようです。 天文家は誰か一人を観測した状態から始まりますので、情報量は2日目から処刑を行う場合と同じになります。

誰かが感染させられ、初日から処刑を行います。
1日目から処刑投票を行います。 加えて、吸血鬼は1日目の途中に感染襲撃を行うことができます。
感染襲撃のタイミングは、強制更新時間の半分(長期では24時間)です。 感染襲撃が終わると、投票ができるようになり、医者の能力が使えるようになります。 猟師は1日目途中の感染襲撃と、1日目から2日目にかけての通常の襲撃を別々に護衛できます。 1日目途中の感染襲撃のときは銀の弾丸は使用できません。 また、護衛が成功したかどうかはわかりません。
吸血鬼は、感染襲撃と同時にメッセージの交換もできます。 また感染襲撃前と後で2回襲撃をセットするのを忘れないようにしてください。

スケジュールがややこしくなりますが、 1日目→ 24時間(吸血鬼による襲撃とメッセージ、猟師による護衛先の設定)→ メッセージ交換と感染襲撃→ 24時間(投票と通常の能力の使用)→ (仮投票を行う場合のみ、一次開票→24時間)→ 投票、更新→ (短期で夜がある場合のみ、夜)→ 2日目からは通常通り、となります。

初日から処刑を行います。
1日目から処刑投票を行います。
現在の初期値です。

2日目から処刑を行います。
1日目は処刑投票を行いません。
吸血鬼の襲撃や各能力者の能力は、通常どおり使用できます。 全ての登場順が一人ずつ遅れ、村人が一人多い状態になります。

初日犠牲者をプレイヤーが担当するオプションです。

村側の編成

村側能力者の構成を公開します。
一日目の最初にどの能力者が出現したかを表示します。
現在の初期値です。

村側能力者の構成はわかりません。
村側にどの能力者がいるかを最初に表示しません。 人数だけは表示されます。 村は混乱の渦に巻き込まれるでしょう。 編成の表から、ただの村人がひとり減って、村側の能力者がひとり増えます。

吸血鬼側の編成

吸血鬼が襲ってきます。
吸血鬼側の登場順は編成の表の通りに固定され、妖魔が一番最後です。
現在の初期値です。

吸血鬼の全貌はわかりません。
吸血鬼側が2人出現する人数では、KとQ、または、Kと使徒が出現します。 吸血鬼側が3人出現する人数では、KとQとJ、または、KとQと使徒が出現します。 内訳は伏せられます。 初期の頃の仕様です。推奨しません。

KとQの組と、Kと使徒の組の戦力差は明らかなため、残念な結果になることが多いです。

使徒よりも妖魔が先に現れます。
11人以上で、編成の表から、使徒と妖魔の登場順を入れ替えます。

襲撃

吸血鬼ふたり以上に襲われると死亡します。
2人以上の吸血鬼が同じ相手を襲った場合、対象が死亡します。 1人だけですと、対象を感染させます。 吸血鬼が残り1人ですと、どうやっても襲撃では死者を出すことができなくなるため、早期に医者を消すことが吸血鬼勝利の鍵となります。

天文家と猟師は感染したら襲撃を行います。
2人以上の吸血鬼が同じ相手を襲った場合、対象が死亡します。 1人だけですと、対象を感染させます。 加えて、感染した天文家と猟師が、能力が封じられ自覚を行うだけではなく、襲撃も行うようになります。
天文家と猟師の襲撃は、別個であり必ず感染になります。 それぞれ、自身が能力を使おうと注目していた先を襲ってしまいます。 感染者や吸血鬼を選んでいた場合は、区別が付かないまま相手を再度感染させる事になります。 吸血鬼の襲撃に参加するわけではないので、吸血鬼にも感染能力者の襲撃先はわかりません。 吸血鬼とは異なり襲撃をしない選択は行えず、能力を棄権していた、処刑先を選んでいた、吸血鬼が最後に襲撃を取消した先を選んでいた等の場合は、視線の先またはランダムな対象を襲撃します。
猟師や妖魔に防がれたり、感染した天文家が感染していない猟師に銀の弾丸で撃ち殺されることも有り得ます。
現在の初期値です。

感染させられても口封じにはならない弱い吸血鬼と、各種人狼クローン中(たぶん)最強の戦闘力を持つであろう猟師の存在と、能力そのものよりもロジックで詰めた方が遥かに有効である事実と、なんだかんだで、初日フルオープンに対する吸血鬼の対抗策が無いのが実際です。 ですので、なかば無理やり能力者を潜伏させるためのオプションルールです。

すべての吸血鬼に襲われると死亡します。
吸血鬼がひとりであれば必ず、2人であれば2人が、3人であれば3人全員が同一の対象に目をつけた場合だけ、対象が死亡します。 それ以外は感染となります。

3人の時に殺すのが難しくなる一方、最後に残った1人の吸血鬼は、確実に自分の選んだ相手を殺せます。 少年漫画風逆境理論的モードといいますか。

吸血鬼のアクション

吸血鬼には特別なアクションはありません。
初期の頃の仕様です。推奨しません。

視線「こっそり見つめる」が使えます。
吸血鬼専用アクションの視線「こっそり見つめる」を使うことができます。 現在の初期値です。

視線と襲撃取り消し「襲うのをやめさせる」が使えます。
吸血鬼専用アクションの視線「こっそり見つめる」と襲撃取り消し「襲うのをやめさせる」の両方を使うことができます。
仲間の襲撃を取り消せば、タイミング悪く仲間が居合わせない時に状況が変化してしまった場合に、緊急で襲撃先を変えることができます。 また感染した天文家や猟師が襲う先を取り消すことで、棄権のときと同じくランダムな対象を襲撃させることができます。 実際に使う機会は限らるでしょうが、アクションの存在だけでも村の脅威となるはずです。

感染した天文家や猟師が意図的に特定の相手を襲うことで情報を得ることができる場合があり、その対応策として実装しました。 ただ、却って色々と煩雑になったり、吸血鬼Kのコントロールできる範囲が増えQ以下から選択権を奪ってしまうことにも繋がってしまったため、初期値にするのはやめました。

使徒が知っている吸血鬼

使徒は吸血鬼の正体を知りません。
使徒は何も情報を持たない、ただの吸血鬼側の村人となります。

人狼では、仲間の人狼すら知らずに動く狂人(使徒)が不確定要素となり、村人、人狼の双方をかき回します。 以前は使徒も狂人同様としていたのですが、ルールが複雑なためか、途方に暮れて何もしない使徒が大勢いたため、吸血鬼を知っていることにしました。

使徒は吸血鬼の王を知っています。
使徒は吸血鬼Kのみを知っています。
現在の初期値です。

使徒は吸血鬼を知っています。
使徒は吸血鬼の全員を知っています。

日中の能力使用

探偵と医者は翌日まで結果がわかりません。
探偵と医者も、天文家や猟師と同様に、日付が変わるタイミングで能力の結果を知ることができます。 処刑や最初の襲撃が起こった後にならないと、探偵と医者は能力を使用できないため、最初に情報を手に入れることができるのは、3日目になります。
初期の頃の仕様です。推奨しません。

探偵は日中に正体を調べ翌日までに遺言を調べます。
探偵は、日中、能力を使用したその場で、死者の正体を知ることができます。 ただし遺言は、日付が変わるまで知ることができません。

探偵は日中に遺言を調べ翌日までに正体を調べます。
探偵は、日中、能力を使用したその場で、死者の遺言を知ることができます。 ただし正体は、日付が変わるまで知ることができません。 吸血鬼側が、遺言に嘘を書くことに意味があるのは、このオプションの場合のみです。
現在の初期値です。

探偵は日中に正体と遺言を調べます。
探偵は、日中、能力を使用したその場で、死者の正体と遺言を知ることができます。 強力です。 天文家が殺されても、結果を当日に知ることができるため、探偵と天文家のどちらが殺されても構わない状況なども発生します。

感染した医者

医者自身の感染は治療に影響しません。
感染者を診察した場合、常に治療に成功します。
このオプションを選択する場合は、恋人と医者が生き残っている状態で吸血鬼が残りひとりになっても勝ちの目を残すために、襲撃オプションを「すべての吸血鬼に襲われると死亡します。」にすることをお薦めします。

感染した医者による治療は、効果を発揮しなくなります。
医者が感染した場合は、治療の効果が無くなります。 医者自身にはわかりませんし、診察先が感染しているかどうかを知ることはできます。
現在の初期値です。

銀の弾丸

護衛対象が襲われたときのみ銀の弾丸は吸血鬼を殺します。
銀の弾丸を用意した晩に、護衛対象が襲われた場合、襲った吸血鬼を仕留められます。 複数の吸血鬼が襲ってきた場合は、ランクの高い吸血鬼だけを仕留めることになります。
猟師自身が襲われた場合には無力ですので、猟師は吸血鬼に目をつけられないよう隠れている必要があります。

猟師自身が襲われたときも銀の弾丸は吸血鬼を殺します。
銀の弾丸を用意した晩に、護衛対象か猟師本人が襲われた場合、襲った吸血鬼を仕留められます。 複数の吸血鬼が襲ってきた場合は、ランクの高い吸血鬼だけを仕留めることになります。 護衛対象と猟師本人のどちらが襲われたのかは区別できません。
猟師本人が襲われた場合は護衛は失敗し吸血鬼の襲撃が通りますが、銀の弾丸は有効です。 その場合、吸血鬼の襲撃が感染になる条件では、吸血鬼が死亡し、猟師は感染させられます。 吸血鬼の襲撃が殺害になる条件では、死体がふたつ発見されることとなります。
現在の初期値です。

数奇な運命の村人の出現

数奇な運命の村人はいません。
このオプションを選択することで、数奇な運命の村人を出現しないようにできます。

数奇な運命の村人はかなり後に実装した能力者のため、初期の村には登場しません。 参加者の技量の上昇に伴う複雑化の最もたるものですので、慣れていない方が多い場合にはこのオプションをお勧めします。

数奇な運命の村人がいるかもしれません。
数奇な運命の村人が登場する可能性があります。 襲撃で殺されることもあります。 感染だけでも、数奇な運命の村人は吸血鬼を妨害しなくなります。
推奨しません。

調整不足でした。 他にめぼしい襲撃先が無い限りは2日目に殺されるだけです。

数奇な運命の村人は襲撃では殺されません。
数奇な運命の村人が登場する可能性があります。 襲撃では殺されず、感染止まりになります。 感染だけでも、数奇な運命の村人は吸血鬼を妨害しなくなります。
現在の初期値です。


村の掟について……
注意していただきたいこと

人がいないとテストにならんゲームなので誰でも参加OKです。
ゲームが台無しになるようなもの凄いバグはそう残ってないと思いますが、一応覚悟はしておいて下さい。
進行中の村についての話を他でしないでください。
示し合わせ参加をされる場合でも、飛び入りで見知らぬ人が入ってきても問題ない運用をお願いします。
やむを得ない場合は仕方ありませんができる限り放棄をせず、少なくとも最低限の発言はしてください。
暗号は禁止。CGIの出力もコピーしないでください。 その他裏技っぽいのは控えてください。
ルールは気分で変わりますので村ごとに説明を読み直すぐらいの気持ちでいてくれたら嬉しいです。
他の人狼系サイトに迷惑をかける行為は絶対厳禁です。

鍵村は存在しません

所謂鍵村は存在しません。 身内で示し合わせ参加を予定される場合であっても、突然通りすがった人が飛び入りされるかもしれません。 それを禁止する方法はありません。 参加者は、村名に身内と付けられていようが何だろうが、どの村に躍り込んでもOKです。 見知らぬ人がきてもいいように、例えば人狼審問で行われていたような、ひとりが全ての狼を担当する村や、勝利度外視村、特殊ルールを外部で相談済みの上で参加者はURLの先をご覧ください、などの、ゲームの前提をくつがえす企画村は、行わないでください。 どうしても完全身内村を行いたい場合は、CGIのソースを公開していますので、どうぞ自身で設置された上で行っていただけたらと思います。 企画村については、外部サイトではなくて、プロローグで参加者の同意を取ってください。

……でも私(管理者)も時々デバッグ村やったりしますけど、それはええと、管理サイドの特権ということで見逃してくださいお願いします。

勝利を目指す姿勢

実生活のため寡黙や無発言になるのは全く構いません。 忙しくてあまり発言できないのがわかっていても、参加したいという意思さえあれば大歓迎です。 ただし、最初から勝利を目指す気が無いのだけは勘弁。 また、このゲームは複雑なルールに翻弄されることを醍醐味のひとつとしています。 把握しきれなかったり、勘違いをするのもゲームのうちであり、その過程もまた楽しんでいただけたら幸いなのですが、勝利を目指すゲームである以上、そもそも理解を試みることを放棄するのも勘弁してください。

わざと発言数を抑える作戦や、初心者の振りをして油断を誘う作戦は完全にOKです。 しかし、勝利や理解努力を放棄している振りをして油断を誘う作戦は、本当にそうであることと区別が付かないため、NGとさせてください。

CGIの出力をコピーして発言してはいけない理由

捏造の段階でミスが入る可能性は常につきまとうため、人狼クローンでは一般的にCGIの出力をコピーすることは禁止されています。

更に、The Village of Vampireはプレイされた回数が少なく、全てのメッセージが過去ログとして誰でも読める形になってはいません。 しかもルールが安定していないため、メッセージが変わる可能性も充分にあります。 本物の能力者にCGIの出力したメッセージをコピーして発言されると、騙りが対抗することは不可能になってしまいます。

なお、ソフトウェアによるコピー機能と、同じ文面を手でタイピングすることは、他の人には区別がつきませんので、コピー機能を使わなければいいという話ではありません。 必ず、自分の言葉で言い換えてください。

コピーが行われてしまったとして、それを表立って指摘することも控えていただければと思います。 議論がそっちの方に流れてしまいますと、逆に騙りには辛いです。

探偵の遺言など、コピーかどうかわからないものをコピー扱いするのはもっとやめてください。 自分が探偵を騙り、折角気合を入れて遺言を捏造したのに、コピーと言われたらどうなるかを考えていただければと思います。

裏技っぽい技

果たしてゲームやりたいのか未熟なルールと脆弱なCGIの穴を付きたいのか問いただしたくなるようなのは遠慮していただけたら嬉しいです。 穴については掲示板ででも設置側を苛めてやってください。

例えば……。

騙り能力者には不可能なことを行わせないでください。 相手が本物でも同じです。

申し訳ありませんが、発言、アクション、投票その他を使って同時刻に何らかの発表を行わせる行為(俗に言う一斉CO、投票CO)については、遠慮していただければ嬉しいです、という空気をそこはかとなく流させていただいております。 投票COにつきましては、本来夜があるゲームを全員が同時刻に居合わせなくても進行できるようにする都合上夜を省略しているだけということを考えていただければと思います。 なお短期村ですと、投票待ちの時間や夜の時間を取れますので、単純に通用しなくなります。 一斉COについてもゲームバランスへの配慮が理由です。 システム側で時刻を偽って表示するようにしています。 仮投票の一次開票を使った投票COも一斉COと同じ効果がありますので、遠慮していただければと思います。

これは他の掟からの連鎖になりますが、なにか違反を犯したとして、違反よりもその謝り方のほうがよほど騙りにとっては致命的になる場合があります。 例えば、天文家が対抗の天文家に「観測結果の表示はどうなってるかな?答えられるかな?」と聞いてしまったとして(一番上の例)、これは相手が答えられなければ真偽を明らかにしてしまいますが、正しく答えることさえ出来れば特に支障なくゲームを進行することはできます。 しかしこれが違反であると指摘されて、「初めて天文家を引いて浮かれてました。ゲームを壊してごめんなさい。」と謝ってしまったとします。 ここで考えていただきたいのは、この謝罪によって絶対的な真印象が植えつけられてしまうことです。 謝罪文の中にまで嘘は書きづらいものですが、かといって騙りを放棄するわけにも行かず、「試すような真似をして申し訳ありません。以後このような真似はしません、ごめんなさい。」程度の控えめな謝罪になるのではないかと思います。

他の人狼系サイトに迷惑をかける行為は絶対厳禁です

例えば、待ち合わせのためや幽霊の状態で、近況報告のつもりで「今は~に参加中」と発言するだけでも、もし相手側サイトに参加中(サイトによってはプロローグも禁止に含むところがあります)の村の情報のやりとりを禁止する規約があれば、それに抵触してしまうかもしれません。

それに限らず、何が迷惑かなんて相手次第のところもあり、後付け可能であまりにもテキトーかつ法定主義に反した掟であることは実に申し訳ありません……と前置きした上で。 設置者は面倒くさがりの小心者ですので、うるさいことを言う気もおどすつもりも全くないのですが、万が一、こんな末端過疎のクローンモドキなんてそもそも相手どころか認識すらされてないと思いますけど、本当に万が一、クレームが来たら、かばったりせずにあっさり売り渡す可能性大です。 ……と思っておいてください。

これはOK

決まり事はサイト毎に異なりますので、もちろん、他の人狼系サイトで禁止されていて、このサイトで禁止していないこともあります。

プロローグ時点での、自分が参加待ちしていることを他の場所で公言すること、及び、参加を誘うこと。 また、それに伴う、所謂中の人バレ。 有名処では匿名性を優先しているところもありますが、マイナー処では人が集まることが第一ですので……。 進行中は、情報交換になってしまう可能性があるため、遠慮してください。 また、「他の場所」での禁止事項に抵触しないように気を付けてください。

初心者であることを明言すること。 システム周りでわからないことを質問すること。 サイトによっては、初参加者の割り振られる役が固定されているため、初心者バレは禁止されていますが、このサイトでは特にそのような制限を設けていないため、それに伴う不自由もありません。

初心者を騙ること。 システム周りでわからないふりをすること。 本当の事であれば問題なく発言できることは、全て、嘘でもOKです。 嘘だったら問題だけど本当の事だから許される、なんて事は、ありません。 逆に、本当だったら問題になることは、嘘であっても、言わないようにしてください。

セットミス騙り、誤爆騙り。 これらが許されていないと、失敗そのものが許されなくなってしまいます。 もちろん失敗は無いに越したことはないのですが、失敗があった場合にゲームを崩壊させないための措置とお考えください。 この決まりが有形無実化しないためにも、使った方が効果的な場面では積極的に活用していただければと思います。 ……使った方が効果的な場面なんてものも少ないですが。


アドバイス……
村側になったら

周りの人の話していることをよく読んで、真似してみましょう。

村側はひとり死んでも、すぐに負けにはなりません。 死ぬことを恐れずに、いろんなことを話しましょう。

吸血鬼になったら

このゲームでは戦術を考えるのも醍醐味のひとつであるため、何をすればいいかは各自考えてください、としたいのですが、村側は人数が多い分ひとりやふたりまずい行動をとってもどうにかなるのに比べ、吸血鬼側は人数が少ないだけに致命的で、結果としてわりあい吸血鬼側の自滅が多いこともあり、簡単な指針みたいなものを書いておきます。 参考にしていただければ幸い程度の内容であり、強制ではありません。

まず最初に、仲間を確認します。 1日目のはじめに、斜体で、あなたの名前を含んだ文章が書かれています。 そこに書かれているのが、あなたの嘘つき仲間です。 斜体の文字は、全員に公開されていない情報です。 つまり、村人に紛れるためには、知らないふりをする必要があります。

毎日、確実に襲撃をセットしてください。 吸血鬼の襲撃忘れによる敗北は、全体を興醒めさせます。 特に襲撃先が浮かんでいない時でも、とりあえず誰かにはセットしておきましょう。 後から何度でも変更できます。 他の吸血鬼が好きな襲撃先を選べるように、気を遣って棄権にする例もありましたが、それでは襲撃による感染と襲撃による死亡の使い分けもできなくなるため、仲間からすると完全に余計なお世話です。 襲撃を棄権して意味があるケースもあることはありますが、しかしそれはかなり限定されます。 明確な意図が無い限り襲撃はセットしましょう。

仲間が視線を使って誰かをこっそり見つめてきたら、その対象を襲ってほしい、という意味です。 襲撃先を揃えましょう。 状況が変わって、その対象を襲ってはまずくなった場合には、適切な襲撃先を考えて、新しい対象として見つめることで仲間に合図しましょう。 視線は、一日一度しか使えません。 よく考えて使用してください。

能力者は、天文家に注意してください。 人狼での占い師もそうですが、天文家を放っておくと、すぐ真相がばれてしまいます。 確実に本物とわかっている能力者が提供する確実な情報は、瞬く間に吸血鬼を追い詰めます。 偽天文家を出すのでも死者に押し付けるのでも襲ってしまうのでも、方法は何でも構いません。 とにかく天文家をどうにかしましょう。

天文家を含む能力者は、襲ってしまえば楽なのですが、そう簡単にはいきません。 村側も有用な能力者を守るために、あの手この手を駆使してきます。 そこで、吸血鬼側の誰かが、自分は偽者の能力者だと嘘をついて、村を騙す作戦が、よく使われます。 この時注意することとして、偽の能力者同士が、同じ種類に被らないように気をつけてください。 一種類の能力者に複数人の偽者が出てしまいますと、それだけ他の能力者には偽者が出せません。 特に探偵で偽者同士が衝突しますと、内訳を自ら言わねばなりませんので、わりあい簡単に矛盾が出てしまいます。 できる限りばらけましょう。

吸血鬼を探してください。 村人は、吸血鬼を探しています。 恐らく、様々な質問が投げかけられることでしょう。 それにひとつひとつ真偽交えて回答していくことも勿論大事なのですが、それ以上に、村人と思われたいのであれば、架空の吸血鬼を探しましょう。 不審な動きをしている人がいれば、その相手が他の村人から見て吸血鬼の可能性がある限り、相手が本当に吸血鬼なのか実際には村人なのかに関わらず、村人であれば当然の行動として、疑い、必要に応じて質問を投げかけるべきです。 実際には、吸血鬼は正解を知ってしまっていますが、それを悟られないように、村人に紛れるのです。 村人として的確に吸血鬼を探していると認められれば、自然と処刑から遠ざかることができます。

初心者で構いません。 嘘の飛び交うゲームです。 複雑なので、誤解は、村人であっても当然です。 しまった!と思っても、適当にぼかして、意図的に言い換えているように誤認させ、場合によっては勘違いで笑って済ませてしまいましょう。 初心者と明言することも慣れた人が初心者と偽ることも、ともにOKです。 自分を初心者と言ってしまうことは禁止では?と思われているかもしれませんが、それは、初参加者が能力者の希望を出せない人狼BBSのルールです。 ゲームとしては初心者騙りも含めてありのほうが、参加障壁が無くて良いと考えます。 偽るのもありなのは、村側が問題なく発言できる内容は全て、吸血鬼側が問題なく嘘をつけるという前提を置かないとゲームが成立しないためです。

使徒になったら

使徒は、基本、能力者の偽者を演じるための吸血鬼側の要員です。 村の議論に沿って、時には少々村の議論に逆らっても、自分が能力者であると嘘を付いてください。

嘘がばれても、それは使徒の作戦のうちです。 使徒は数勘定の上では村人です。 つまり、死ぬことすら吸血鬼への援護になります。 最高なのは処刑されることです。 使徒が処刑されるということはその日は吸血鬼が処刑されないということですから。

天文家などに村人だとお墨付きをもらって、他の村人からもあなたが村人と思われたらしめたものです。 確実に村人だとわかっている人の意見は重視されます。 吸血鬼が見つからないように村の議論をかき回しましょう。 ただし、あなたが使徒と見抜かれないように、それっぽく。

投票で吸血鬼の味方をしようとしてもあまり意味がありません。 感染吸血鬼は依然村側として投票します。 投票数で吸血鬼側が村側を上回ることは滅多にないことです。

使徒が活躍した村の記録があります。

妖魔になったら

大変です! 妖魔は、(人狼審問というサイトの統計では)勝率が数パーセントも無い、あなたひとりの厳しい陣営です。 たったひとりで、生き残らなければなりません。

しかし、仲間がいないということは、気兼ね無く、好きに動いてよいわけです。 いろいろやって、村側、吸血鬼側の両方を翻弄してしまいましょう。

妖魔が勝った村の記録があります。

騙りへの案内……
探偵騙り

探偵は情報が集まる場所です。 容易に矛盾が起こり得ますし、遺言も偽造しないといけません。 騙るには細心の注意が必要です。

開始時点
自分が探偵であることを知っています。 オプション「能力者が死亡済みの可能性があります。」を選択時、初日犠牲者の役を知っています。 初日犠牲者が吸血鬼、妖魔はあり得ません。 なお初日犠牲者は遺言を書きません。

特殊な行動
調査対象を選択する欄があります。 対象は死者です。 調査は棄権することも可能です。 死者がいない場合や、更新をはさんでまだ発言していない場合は、これらの設定は行えません。 オプション「探偵は日中に正体を調べ翌日までに遺言を調べます。」選択時、その場で、死者の正体を知ることができます。 一度調査してしまうとその日は再設定はできません。 オプション「探偵は日中に遺言を調べ翌日までに正体を調べます。」選択時、その場で、死者の遺言を知ることができます。 死者にこの時間までに遺言を書いて欲しい、と指示してください。 一度調査してしまうとその日は再設定はできません。 オプション「探偵は日中に正体と遺言を調べます。」選択時、その場で、死者の正体と遺言を知ることができます。 死者にこの時間までに遺言を書いて欲しい、と指示してください。 一度調査してしまうとその日は再設定はできません。 第1発言で前日の結果が得られていることを踏まえ、また同時にその日の結果を発表してしまわないように気をつけてください。

更新
選択した相手の役と遺言の両方を知ることができます。 既に遺言を入手していた場合でも、その後書き換えられていた場合には遺言は更新されています。 夜がある場合でも調査は夜の前に完了しています。 遺言にその日の処刑以降のできごとを含めないように注意してください。 数奇な運命の村人を特定することはできます。 相手の感染状況を知ることはできません。 吸血鬼と妖魔の区別は付きません。 「吸血鬼だ」「妖魔だ」と断言しないように注意してください。

感染騙り
自分の感染状況を知ることはできません。 感染の有無に関わらず、探偵の手に入れる情報に変化はありません。

天文家騙り

天文家を野放しにしておくと吸血鬼側はすぐ追い詰められます。 猟師がいて本物を簡単には襲えない場合は、騙りを出すのは必須でしょう。

開始時点
自分が天文家であることを知っています。 オプション「能力者が死亡済みの可能性があります。」を選択時、誰か一人をランダムであらかじめ見ています。

特殊な行動
観測(したい星と同じ方角にある家の)対象を選択する欄があります。 観測は棄権することも可能です。 更新をはさんでまだ発言していない場合は、これらの設定は行えません。

更新
相手が飛んでいたかどうかを知ることができます。 感染者、吸血鬼、妖魔か、それ以外かを見分けることができる、という意味です。 ただし妖魔の場合は天文家本人が死ぬことになりますし、吸血鬼に襲われたかどうかの区別もつきません。 オプション「探偵は日中に遺言を調べ翌日までに正体を調べます。」選択時に、たまたま天文家を騙っていた鬼が銀の弾丸で死んだり使徒が襲撃で死んだりしたら、遺言に「誰其を観測して飛んでいた、相手は妖魔かもしれない」と書くこともできる、ぐらいです。

感染騙り
仮想感染日の翌日から、感染を自覚したふりをしてください。 オプション「天文家と猟師は感染したら襲撃を行います。」選択時は、更に、観測(した方向にある家の)対象を襲撃します。 観測を棄権していた場合は吸血鬼の意図に近い襲撃を行いますので、棄権騙りは非現実的です。

医者騙り

騙るのは簡単です。

開始時点
自分が医者であることを知っています。

特殊な行動
診察対象を選択する欄があります。 診察は棄権することも可能です。 更新をはさんでまだ発言していない場合は、これらの設定は行えません。 オプション「誰かが感染させられ、初日から処刑を行います。」以外を選択時、2日目から診察が可能になります。 1日目は何もできません。 オプション「誰かが感染させられ、初日から処刑を行います。」選択時は、1日目の途中から診察が可能になります。 オプション「探偵と医者は翌日まで結果がわかりません。」以外を選択時、診察対象の感染状態をその場で知ることができます。 相手を妖魔として告発することもできます。 一度診察してしまうとその日は再設定はできません。 第1発言でその日の結果を発表してしまわないように気をつけてください。

更新
選択した相手の感染状況を知ることができます。 オプション「誰かが感染させられ、初日から処刑を行います。」以外を選択時、それまで処刑以外の死体が見つからなかった日がなければ客観的にも村には感染者がいません。 感染を見つけたと言ってしまわないように注意してください。 逆に猟師や妖魔に襲撃を妨害された場合でも、感染者がいることにできます。 騙り医者自身に感染の可能性が無い場合は相手を治療したことになりますが、それはつまり余裕ができたことになりますので、対向(本物)側に余裕がなければ騙り医者自身の処刑に近づくことになるかもしれません。 また前日妖魔を告発していた場合、医者本人が死んでいなければ嘘が確定します。 色々考えるのが手間であれば全部失敗ということにしてもほとんどの場合OKです。

感染騙り
自分の感染状況を知ることはできません。 感染の有無に関わらず、医者の手に入れる情報に変化はありません。

猟師騙り

騙ること自体は簡単ですが、騙ることで自らの護衛先や対抗(本物)を襲えなくなってしまいますので、よく考えてから騙る必要があります。

開始時点
自分が猟師であることを知っています。

特殊な行動
護衛対象を選択する欄と、銀の弾丸の使用の有無を決定するチェックボックスがあります。 護衛は棄権することも可能です。 その場合でも銀の弾丸は使用できます。 更新をはさんでまだ発言していない場合は、これらの設定は行えません。

更新
護衛の成否を知ることができます。 銀の弾丸を使用していた場合は、吸血鬼を殺したかどうかを知ることができます。 オプション「猟師自身が襲われたときも銀の弾丸は吸血鬼を殺します。」選択時は、銀の弾丸で吸血鬼を殺し、かつ、自分が襲われて感染させられた場合と、護衛が成功した場合の区別は付きません。

感染騙り
仮想感染日の翌日から、感染を自覚したふりをしてください。 オプション「天文家と猟師は感染したら襲撃を行います。」選択時は、更に、護衛対象を襲撃します。 護衛を棄権していた場合は吸血鬼の意図に近い襲撃を行いますので、棄権騙りは非現実的です。

恋人騙り

両想いを騙るには吸血鬼側から2名を必要としますので、恋人よりも他を騙ったほうが良いでしょう。 片想いの場合、想い先に吸血鬼側の仲間を指名するのと村人を指名するのとで大きく変わります。 もし仲間を指名すれば、想い先となった仲間は他の役を騙ることができなくなります。 もし村人を指名して成功すれば大きな信頼を得ることができるでしょう。 ただし能力者を指名してしまいますと、嘘がばれてしまいます。 また相手を安全圏に追いやることにもなりますので、生かしておくと吸血鬼側を追い詰めてきそうな相手は避けましょう。 視線で特定した数奇な運命の村人を相手にすると安全に騙ることができます。

開始時点
想い先を知っています。 想い先は必ず異性の村人となります。

特殊な行動
恋人に特殊なアクションや選択欄などはありません。

更新
想い先が感染していた場合は発表してください。 もちろん嘘でも構いません。 これが意味を持つことは滅多にないはずですが、医者や仲間の騙りと矛盾しないようには気をつけましょう。 もし想い先が死んでしまいますと、騙りは後追いできませんので嘘がばれてしまいます。

感染騙り
自分の感染状況を知ることはできません。

数奇な運命の村人騙り

数奇な運命の村人は自分を村人と認識します。 そのため、数奇な運命の村人を騙ることはできません。

吸血鬼、使徒、妖魔騙り

偽物とばれた後は基本的には何を言っても信用されませんが、そこで本当の役と異なる役を騙ることで村を混乱させることが全くできない、とは言い切れないかもしれません、一応。

The Village of Vampire by YT